玄関までに長い階段がある戸建ては不便すぎるので買わない方がいい

家探し

家の入口までずーっと長い階段が続く一軒家を見かけます。

下から見上げるビジュアルはお城のようでまさに一国一城!って感じなんですが、ちょっと考えるとデメリットが多すぎるんですよね。

色々挙げてみましょう。

シンプルに疲れる(特に老後)

当たり前ですね。

ちょっと玄関口まで2~3段あるのは普通なんですよ。

それが20~30段となるとちょっと辛いと思いませんか?

買い物で荷物が重くなったときなんか大変ですよ。

家の入口を行き来するのは毎日のことですから、ちょっとした不便・不満は何年も積もり積もれば後悔の山となります。

終の住みかとするならなおのこと。

年を取ったらもっと深刻です。

毎日の階段の上り下りで足腰が鍛えられているとはいえ、加齢には勝てません。

ちょっと出かけても家に着いたらまたあの階段を登らなきゃならない。

そのうち外に出るのが億劫になって寝たきりになるかもしれませんね。

子供や赤ん坊の転落の危険性

階段って意外と危険です。

わざわざ人工的に位置エネルギーを高くしてしまっているので、一度バランスを崩せば高さ分転がり落ちてダメージを受けます。

もしお子さんが生まれればベビーカーを使う機会が増えるでしょうが、家を出るときはいちいち折り畳んで階段を下りなきゃいけません。

登るときも同様。

買い物袋も抱えていたら重労働ですよね。

万が一、ベビーカーや赤ん坊が転げ落ちてしまったら・・・!

悔やんでも悔やみきれないことになります。

子供が成長して走り回れるようになったら、慌てて転ぶ可能性も出てきます。

子供を守るという点で高い階段がデフォルトの家は好ましくありません。

雨や雪、台風の場合は大人でも危ない

雨が降れば階段は滑りやすくなります。

雪が積もったときはもっと最悪ですね。

中途半端に凍ってシャーベット状になってしまったら、階段が丸みを帯びて恐ろしいトラップに変貌します。

大人でも簡単にスリップして転落するのは想像がつくでしょう。

台風の時も嫌ですね。

朝からずっと家に閉じ籠もれるならいいですが、台風の来る時間帯がちょうど帰宅時間と重なったら・・・。

階段を登っているときに突風が吹いて転落する危険性があります。

助けを呼んでも家の中の人は風の音で聞こえず、階段の下でうずくまることになるかもしれません。

高い階段があるというのは家の前に崖があるのと同じこと。

毎年台風に何度も襲われる日本で崖の上に住むのは賢明ではありません。

防犯・防災上でのリスク

長い階段があって高い場所に建てられた家はお城のような安心感がありますが、それが逆に命取りになるかもしれません。

道路から家の様子が見えづらくなるので、泥棒や空き巣の姿も隠してしまうのです。

一度階段に登ってしまえば周囲から気づかれなくなります。

そういうこともあってか最近ではあまり敷地の周りに柵を設けない家が増えてきましたが、階段が長い家はその傾向と逆行しており、わざわざ盗難や強盗の危険性を高くしています。

また、お子さんが痴漢や変質者に出くわして急いで家の中に入りたいときなんかも長い階段を駆け上がらなきゃいけないのはかなりの恐怖です。

防災上のリスクもあります。

地震や火事が起こったとき、長い階段を下りる数秒で逃げ遅れることがあるかもしれません。

普通の家ならすぐに脱出できたのに・・・と後悔しても後の祭りです。

またこうした住宅は大抵ガレージの上にコンクリートで固めた土台があってその上に建っています。

通常の一軒家よりも縦に長いので地震のダメージは受けやすく、コンクリートに亀裂が入れば修繕費用がかさみそうですね。

メリットを強いて言うなら

悪いことばかり書いたのでいい所も探してみましょう。

まず高い位置にあるので水害には強いです。

また遮るものが少なく日当たりは良好。

家の中や庭が道路から見えにくいので、窓のカーテンに気を使ったりしなくてもいいし、庭でバーベキューなんかはこうした住宅の特権ですね。

結論

玄関までに階段がある戸建ては不便すぎますね。

わずかなメリットよりも上に挙げたデメリットの方が遥かに大きいです。

もう住んじゃっている人には申し訳ないですが、わざわざ積極的に選ぶような家ではありません。