現在私は4~5畳の和室で寝ていますが、暖房はあまりつけたくありません。
鼻呼吸が苦手で口呼吸になるので喉が乾燥しやすいんですね。
対策としてマスクをして寝ても十分でないときがあって、たまに咽頭炎に悩まされます。
また、寝室に加湿器を使うと布団や壁が湿けてカビの原因になります。
そこで・・・
濡れマスクを使おう
私のように
・寝ている間に喉が乾燥しやすい
・寝室で暖房をつけたくない
・加湿器も使いたくない
・マスクをしていても喉が乾燥する
という人は濡れマスクが最適です。
要は鼻と口の周辺だけ湿度が高くなってくれればいいんです。
そのためにわざわざ加湿器を使って部屋全体の湿度を上げる必要はありません。
ただ市販の濡れマスクは高いです。
小林製薬の『のどぬ~るぬれマスク』は3枚×3セットで900円ぐらいします。
1枚約100円です。
毎晩気軽に使うにはちょっと高すぎますよね・・・。
ネットにある「濡れマスクの作り方」は非実用的
「濡れマスク 作り方」でググるといくつか出てくるんですが、正直「本当にこれ書いた人作って試したのか?」と言いたくなります。
たとえば、このサイト。
不織布マスク2枚の間にぬらした布ガーゼを置いて挟みましょう。布ガーゼの位置は口の位置に合わせてセットして下さい。
とあります。
この方法を実際に試してみましたが、
・不織布マスクを2枚使わないといけないのでコスパが悪い
・布ガーゼ(なかったのでキッチンペーパーで代用)を挟むだけだとずれて取れてしまう
・口の位置に濡れた物体があるので呼吸し辛い
という欠点がありました。
冬は分厚い掛け布団が必要です。
それをかぶって寝がえりをうったりしていると、マスクの間の物がどんどんずれて取れてしまって、いつの間にかただのマスク2枚重ね状態になっていました。
また、口の位置に濡れたガーゼがあるのも若干息がし辛かったですね。
という訳でこの方法は私には合いませんでした。
もう1つ、こちらの方法も試してみました。
1、ガーゼマスクの上部1/3を外側に折り曲げます。
2、紐や折り曲げた部分以外は濡らさないように、折り曲げた部分の中心部に水を含ませます。
3、濡らした部分だけをビショビショにならない程度に軽く絞ります。
4、折り返した部分(水に濡らした部分)を外側に折り返して、鼻を塞がないようにして、口だけを覆うようにして、マスクをします。
この方法の欠点は、「口だけを覆うようにして」って所です。
たしかに口から吸う空気は湿っているんですが、鼻から乾燥した空気を吸うので結局朝起きたら喉が乾燥していました。
そこで、我流の濡れマスクを作ろう、と試したら上手くいったのでその方法をご紹介します。
簡単かつ実用的な濡れマスクの作り方
【必要なもの】
・安い不織布マスク
※立体型が良いです
・要らないタオルの切れはし:縦1.5~2cm×横6~7cm程度
※100均のタオルでもいいです。
※あまり幅を広くし過ぎると、濡れた部分が口に触れて不快なので細長く切りましょう。
・ホッチキス
【作り方】
1.不織布マスクの内側の、鼻のワイヤーすぐ下辺りに、タオルの切れはしをかぶせます。
2.裏からホッチキスで留めます。ハの字になるように左右2か所留めれば十分。
3.マスクに留めたタオル片を水で濡らします。あまりビチョビチョだと寝ている間気持ち悪いので水滴が垂れない程度に絞ります。
4.マスクの上の方を内側に(タオル片を上から覆うように)折り曲げ、そのまま鼻の形に合うようにワイヤーを整えます。
これで完成です。
5.寝るとき、鼻はマスクから出しません。念のため。
自画自賛ですがこの方法の利点は、
・マスクは1枚しか使わないので経済的
・ガーゼではなくタオル生地を使うことで保湿性アップ
・タオル片をホッチキスで留めることで確実にマスクに固定され、寝ている間も取れることがない
・立体型マスクを使えば鼻~口周りの空間が確保されているので、濡れたタオルがマスクの内側にあってもあまり肌に接触せず呼吸が不快でない
などが挙げられます。
唯一の欠点は、タオルをカットして切れ端を作るのが面倒ってことでしょうか。
1週間分まとめて切っておけば平日忙しいときもササッと作れます。
この方法を実践してからは、毎朝喉が乾燥しなくなりました。
皆さんもぜひ一度試してみて下さい。